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「承久記」二位殿口説き事並び引出物の事(その5)

宇都宮には御局と言ふ名馬に鞍置かせて、萌黄もえぎをどしの鎧を引かせ給ふ。千葉の介には紫糸縅の鎧に長覆輪の太刀一腰、いづれも畏まつて賜はりけり。その後陸奥の六郎有時ありとき・城の入道・佐々木の四郎左衛門・武田・小笠原板東八箇国の宗との大名二十三人、代はる代はる召されて、色々の物を賜はる。




宇都宮(宇都宮頼業よりなり)には御局という名馬に鞍を置いて、萌黄糸縅の鎧を与えました。千葉介(千葉胤綱たねつな)には紫糸縅の鎧に長覆輪([太刀の隅から隅まで覆輪=金・銀などで縁取りし、飾りや補強としたもの。をかけ通したもの])を一腰を、いずれも畏まって賜りました。その後陸奥六郎有時(北条有時)・城入道(安達景盛かげもり)・佐々木四郎左衛門(佐々木信綱のぶつな)・武田(武田信光のぶみつ)・小笠原(小笠原長清ながきよ)ら坂東八箇国の主だった大名二十三人を、代わる代わる御前に呼んで、色々の物を与えました。


続く


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by santalab | 2013-12-19 08:29 | 承久記

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