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「承久記」宇治橋にて合戦の事(その16)

武蔵のかみ、安東の兵衛忠家ただいへを使ひとして、「橋の上のいくさ止められ候へ。かやうならば日数を送るとも、勝負あるべからず」と仰せられければ、罷り向かうて「大将の仰せなり」と叫べども、雨は降り、河音・打ち物の音一方ならざりければ、聞きも入れず。安東も乱れ入りてぞ戦ひける。




武蔵守(北条泰時やすとき)は、安東兵衛忠家(安東忠家)を使いとして、「橋の上の軍を止めさせよ。このような様子だと日数が経つとも、勝負はつかない」と命じたので、橋に向かって「大将(北条泰時)の命令である」と叫びましたが、雨が降り、川音・打ち物([太刀])の音があちこちで鳴るので、聞こえませんでした。結局安東(忠家)も乱れ入って戦いました。


続く


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by santalab | 2014-03-22 07:55 | 承久記

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