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中務なかつかさの宮の御方、
秋浅み 紅葉も散らぬ 天の川 何を橋にて あひ渡るらむ
中務の宮(源正頼まさよりの中の宮=次女の婿)の御方(次女)は、
初秋の、紅葉葉も散らない、天の川を、何を橋にして、彦星は渡るのでしょうか。
(続く)
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