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「曽我物語」富士野の狩場への事(その34)

重忠しげただおほせけるは、「『命を養ふ者は、病ひの先に薬を求め、代ををさむる者は、乱れの先に賢を習ふ』と、さんふろんに見えたり。それまでこそなくとも、斯様かやう似非者えせものを近く召し使ひて、すゑの世いかが」とぞ仰せける。




重忠(畠山重忠)が申すには、「『命を大切にする者は、病いになる前に薬を求め、時代を治める者は、乱れぬ先に徳を学ぶ』と、さんふろん(『潜夫論』。後漢末の儒者王符の著書)に見える。それほどでなくとも、あのような(梶原景季かげすゑ)のような似非者([つまらない者])を近く召し使えば、末の世はどうなることか」と申しました。


続く


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by santalab | 2015-12-06 08:42 | 曽我物語 | Comments(0)

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