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「太平記」頓宮心替事付畠山道誓事(その7)

さてその後は後陣ごぢんに防ぎ矢少々射させて、その夜小田原の宿を落ちて、伊豆の修禅寺しゆぜんじに立て籠る。その後畠山が舎弟尾張をはりかみ義深よしふか、信濃へ越えて、諏防すは祝部はふりと引き合つて、敵になると聞こへしかば、東国・西国・東山道とうせんだう、一度にいかさま起こり合ひぬと、洛中の貴賎騒ぎ合へり。




その後は後陣に防ぎ矢を少々射させて、畠山道誓だうせい(畠山国清くにきよ)はその夜小田原宿(現神奈川県小田原市)を落ちて、伊豆の修禅寺(現静岡県伊豆市にある寺院)に立て籠もりました。その後畠山(国清)の弟の尾張守義深(畠山義深)っは、信濃に越えて、諏防神社(現長野県諏訪市・茅野市にある諏訪大社)の祝部([神職の総称])が力を合わせて、敵となったと聞こえたので、東国・西国・東山道で、一度に蜂起するのではないかと、洛中の貴賎は騒ぎ合いました。


続く


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by santalab | 2015-12-29 09:34 | 太平記 | Comments(0)

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