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「太平記」笠置囚人死罪流刑の事付藤房卿の事(その8)

東宮の大進季房すゑふさをば常陸の国へ流して、長沼駿河のかみあづけらる。中納言藤房ふぢふさをば同じ国に流して、小田をだ民部の大輔にぞ被預ける。左遷遠流させんゑんるの悲しみはいづれも劣らぬ涙なれども、殊にこのきやうの心のうち推し量るもなほあはれなり。




東宮大進季房(万里小路季房)は常陸国に流して、長沼駿河守に預けられました(その後、配地で誅殺されたらしい)。中納言藤房(万里小路藤房)も同じ国に流して、小田民部大輔に預けられました。左遷遠流の悲しみはいずれも劣らず涙を誘うものでしたが、とりわけ藤房卿の心の内を推し量れば哀れというほかありませんでした。


続く


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by santalab | 2016-01-22 07:54 | 太平記 | Comments(0)

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