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Santa Lab's Blog


2015年 06月 10日 ( 1 )



「曽我物語」盛長が夢見の事(その2)

左右さうの御袂には、月日を宿し奉り、小松三本かしらに頂き、南向きに歩ませ給ふと見奉りぬ」とまうしければ、すけ殿、聞こし召して、おほきに喜び給ひて、「頼朝、この暁、不思議の霊夢をかうむりつるぞや。虚空より山鳩三つ来たりて、頼朝がたぶさに巣をくひ、子を生むと見つるなり。これ、しかしながら、八幡大菩薩のまぼらせ給ふと、頼もしく思ゆる」とおほせられければ、




左右の袂には、月日を宿され、小松三本頭に頂き、南向きに歩まれておられました」と申せば、佐殿(源頼朝)は、これを聞いて、たいそうよろこび、「この頼朝も、この明け方、不思議な霊夢を見たぞよ。空より山鳩が三羽飛んで来て、この頼朝の髻([髪を頭の上に集めて束ねた所])に巣を作り、子を生む夢を見た。これは、不思議ながら、八幡大菩薩が守っておられるのだと、頼もしく思えるのだ」と申しました(鳩は八幡大菩薩の第一の仕者=神仏に仕える人や鳥獣)、


続く


by santalab | 2015-06-10 08:28 | 曽我物語

    
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