Santa Lab's Blog


2018年 01月 02日 ( 1 )



「宇津保物語」楼の上(その10)

またの日も、呼び奉り給ひて、御菓物くだものなど参り給へど、遊びのみし給ふ。大将の詩ずんじ給へば、声いとをかしうて、もろともに誦じ給へば、「いとうつくしう。誰か、教へ奉りしは」。「母上」と聞こえ給へば、「をかしかりけり」と思す。




次の日も、大将【藤原仲忠】は小君を呼んで、菓子などを出しましたが、小君は遊ぶばかりでした。大将【藤原仲忠】が漢詩を口ずさむと、とてもかわいらしい声で、一緒になって口ずさんだので、「なんとも美しい声だ。誰が、教えてくれたのだ」。「母上【宰相の上】が」と答えたので、大将【藤原仲忠】は「なるほど」と思うのでした。


続く


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by santalab | 2018-01-02 18:46 | 宇津保物語

    

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